安全・安心な地域づくりのための
4つの役割

1.地域枠卒業医師のキャリア支援
地域医療を担う医師を地域で育てるためのワークショップ
岡山県が養成している地域枠学生の卒後の処遇やキャリアプランはどうあるべきかについて、岡山県内の病院・行政の関係者と医学生が一堂に会して検討する会「地域医療を担う医師を地域で育てるためのワークショップ」を年に1っ回開催しています。
面談
また、地域枠卒業医師や地域枠学生との面談を行い、キャリアプランや今後の方向性などについて、相談に乗っています。
地域枠 〜学生募集・入試・入学から地域勤務まで〜
(岡山県地域医療支援センターが関わる主なイベント)
岡山県と岡山県地域医療支援センターは、大学や地域医療関係者等とともに、様々なイベントを通して学生生活の充実や地域医療へのモチベーションUPのための支援を行っています。
こちらでは、オープンキャンパスから地域勤務の開始まで、岡山県や岡山県地域医療支援センター・地域枠学生・地域枠卒業医師が関わるイベントを出来るだけ順を追ってご紹介します。
岡山県地域医療支援センター
Center for medical cooperation, human resources placement and career promotion of Okayama Prefecture
Tel: 086-226-7381
メールでのお問合せはこちらから
統計・分析(世界・日本) (統計分析資料(PDF))
統計・分析(日本) | 統計・分析(岡山県)
世界の医師・看護師の配置状況
OECD加盟国の人口1,000人当たりの医師数・看護師数を比較してみると、日本の医師数(2.5人)は、最も多いオーストリア(5,2人)のおよそ2分の1で、データのある40か国の中で10番目に少ない数です。一方、看護師数(11.3人)は42か国中11番目の多さですが、最も多いノルウェー(17.7人)との差はかなり大きくなっています。
(出展: OECD Health Data 臨床に従事している医師・看護師が対象)

日本の医師の配置状況
医師の適正配置には、データの把握が不可欠です。当センターでは、次のような情報を活用して、医師数や偏在状況などを把握しています。
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「医師・歯科医師・薬剤師統計」(厚生労働省、2018年より2年ごと、12月31日現在)
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「医師・歯科医師・薬剤師調査」(厚生労働省、2016年まで2年ごと、12月31日現在)
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「医療機能情報」(各県、毎年10月1日現在)
・・・医療機関がいつでも自由に更新できるため、岡山県地域医療支援センターでは3月末に集計したデータを使用している。
日本の医師の配置は西高東低といわれるように、西に行くほど人口当たりの医師数が多いという傾向が見られます。2018年の日本の人口10万人当たりの医師数が246.7人、岡山県は307.5人で、全国で4番目に多くなっています。
岡山県には、医学部を要する大学が2つあることもあり、比較的若い医師が多いようです。年齢区分別の医師数を見ると、臨床研修から専門医の資格取得(30歳代前半ごろ)までを岡山県で過ごした後、各地で活躍される医師が多い、その一方、高齢で活躍されている医師も比較的多いというのが大きな特徴です。
岡山県の医師の配置状況についてはこちらからご覧いただけます。


