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岡山県地域医療支援センターは...

岡山県地域医療支援センターは、岡山県庁医療推進課に設置されており(2012年2月開設、同年4月岡山大学支部開設)、医療資源の適正な配置を通して医療の質の向上と効率化を図り、県内のどこに住んでいても良質な医療サービスが受けられる体制づくりを目指しています。

当センターでは、医師の地域偏在を解消するため、県内の医師不足の状況等を把握・分析し、岡山大学医学部の地域枠学生や広島大学医学部のふるさと枠学生と自治医科大学生の地域医療実習支援および卒業生の初期研修、後期研修と専門医療へ向けてのキャリアアップを支援しています。​また、2017年から地域の医療機関に地域枠(ふるさと枠)卒業医師を配置し、医師不足病院の医師確保支援・医師の着任環境の整備支援と一体的に医師のキャリア形成支援等を行なっています。

地域医療に関わる行政・医療機関・大学等と連携協力しながら、これらの活動を通して、本県の医師確保対策の一層の充実を図っています。

安全・安心な地域づくりのための

5つの役割

牡丹

1.地域枠卒業医師のキャリア支援

地域医療を担う医師を地域で育てるためのワークショップ

岡山県が養成している地域枠学生の卒後の処遇やキャリアプランはどうあるべきかについて、岡山県内の病院・行政の関係者と医学生が一堂に会して検討する会「地域医療を担う医師を地域で育てるためのワークショップ」を年に1回開催しています。

面談

​また、地域枠卒業医師や地域枠学生との面談を行い、キャリアプランや今後の方向性などについて、相談に乗っています。

ハンギングハーブ

2.地域の医療機関への地域枠卒業医師の配置(地域勤務)

地域医療の現状の把握

岡山県内の医師数や年齢別の医師の分布、人口や高齢化の状況を分析し、医療の現状の把握に努めています。

地域医枠卒業医師の配置

毎年、岡山県内の病院(2020年4月現在161施設)に、地域枠卒業医師の配置希望調査を実施し、地域枠卒業医師の勤務先として望ましい病院の候補を選定しています。勤務する病院は、地域枠卒業医師とのマッチングにより決定します。2017年4月から、卒後3・4年目の地域枠卒業医師が順次勤務を開始しています。2021年4月からは、卒後概ね7年目以降の医師の勤務が始まります。

レンガの壁に花

3.地域医療を支える未来の医療人の育成・確保支援

地域枠学生・自治医科大学生合同セミナー

将来、岡山県内で一緒に働くことになる岡山大学・広島大学の地域枠学生、岡山県枠の自治医科大学生を中心に「共に学び、交流を深める」ことを目的に年に1回、岡山大学大学院地域医療人材育成講座との共催で合同セミナーを開催しています。毎年開催場所を変え、岡山県の二次保健医療圏を巡り、地域の医療の現状を学んでいます。

岡山県臨床研修連絡協議会

初期臨床研修の質の向上、臨床研修環境の改善、臨床研修医の確保、岡山県の臨床研修病院に関する情報発信を目的として、県内の大学病院と基幹型臨床研修病院の研修担当者とその関係者が集まって協議を行っています。

花瓶花

4.地域枠卒業医師の着任環境の整備に関する助言・支援

地域の医療機関・自治体の訪問

地域の医療や救急の状況、病院の取組等を把握するため、県内の医療機関や保健福祉施設を訪問し、現状保今後の方針、地域における役割や地域枠卒業医師の受入体制等について意見交換をしています。

また、自治体の方々とも、地域医療と保健福祉の状況や今後の施策等について意見交換をしています。

シュミレーショントレーニング

​岡山大学医療教育統合開発センター、岡山大学大学院地域医療人材育成講座、岡山大学医療人キャリアセンターMUSCATと共催で、MUSCAT Simディレクターによるシュミレーション講習会を地域で開催し、地域の医療機関の教育力UPに取り組んでいます。

ピンクの花

5.連携協力・情報発信

岡山県医療対策協議会への出席

岡山県地域医療支援センターの事業内容についての情報共有を図っています。

フォーラム・シンポジウムへの参加

地域枠学生・地域枠卒業医師のキャリア形成や地域枠制度の在り方を考えるフォーラム・シンポジウムに参加し、情報の発信・収集に努めています。

臨床研修医向けの合同説明会への参加

​県内の臨床研修病院と共に岡山県の研修病院のPRを行っています。

その他にも他県の医師確保対策担当部署や地域医療支援センター、大学の関連部署等との情報交換・意見交換を行っています。また、本サイトやfacebookを通して、活動状況の報告や分析資料の掲載を随時行っています。

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