病院・診療所・自治体訪問(2022年)

地域の医療や救急の状況、病院の取組等を把握するために県内の医療機関を訪問し、現状と今後の方針・地域における役割や地域枠卒業医師・研修医の受入体制等について意見交換をしています。

自治体への訪問では医療・介護などの現状について、お聞きしています。また、地域枠制度について、現状や今後の見通しを説明させていただくなどして、意見交換を行なっています。

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2022年 8月 3日(水)

医療法人 平野同仁会 総合病院 津山第一病院
(岡山県津山市中島438番地)
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2022年4月から卒後6年目の地域枠卒業医師が勤務することになりました。

津山・英田圏域で定型的な手術ができるのは、津山第一病院と津山中央病院のみなので、外科系の急性期の患者を中心にした医療を提供することで地域の医療に貢献しています。立地的に非常勤の医師は鳥取大学のほかに岡山大学・川崎医科大学・島根大学から来られているそうです。

麻酔科を専門とする地域枠卒業医師のおかげで手術件数が増えているというお話がありました。総合診療医として外来の診療に当たったり、当番日の救急対応も行っているそうです。

澤田院長からは、キャリアアップの途中なので、専門性を高めたり知識を広げたりと医師としての成長を期待しているとのことでした。

 

(ホームページ:tsuyama-1sthp.jp

2022年 7月 20日(水)

備前市国民健康保険市立吉永病院
(岡山県備前市吉永町吉永中563-4)
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2022年4月から卒後4年目の地域枠卒業医師が勤務することになりました。吉永病院は山陽本線吉永駅に直結、県道96号線(岡山赤穂線)沿いで高速道路にもアクセスしやすい場所にあります。備前市立3病院の中でも訪れる患者数は圧倒的に多いですが、非常勤の専門医を多数確保して、できるだけ地域で医療が完結できるように努められていました。また、同じ敷地内に地域包括支援センターや通所リハビリ施設もあり、利用者の利便性も図られています。断らない救急医療を掲げ、救急車の搬送数は東備地域内トップだそうです(令和3年実績390件)。​現在、外科専門研修の連携施設ですが、今後は総合医の研修機関として機能することも視野に入れているということでした。

地域枠卒業医師は新患、発熱外来の対応など総合医として活躍されていました。リハビリ専門医を目指されていることもあり、外科や整形外科の手術にも参加されるそうです。

荻野院長からは、地域枠卒業医師には、地域を愛して積極的に地域のことを学び、地域の原動力となって住民から愛される医師になってほしい、仕事熱心でフットワークが軽く、なくてはならない存在だという言葉をいただきました。

(ホームページ:city.bizen.okayama.jp

2022年 7月 6日(水)

矢掛町国民健康保険病院
(岡山県小田郡矢掛町矢掛2695番地)
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2022年4月から卒後3年目の地域枠卒業医師が勤務することになりました。矢掛病院は町役場や文化センターなどの公的施設とともに町の中心に位置しています。オープンクリニックの制度を導入するなどして、町内の診療所とも連携し、理想的な地域包括ケアの形を作られているようです。救急車はできるだけ断らず、応需率は90%を超えているそうです。

また、住民の高齢化と共に医師の高齢化も進む中で若手の育成にも力を入れており、研修医の勤務予定が、年間を通して組まれていました。地域枠卒業医師が訪問診療などで研修医の指導に当たることもあるそうです。専攻する診療科だけではなく幅広く見ることができるようにと配慮されていました。

地域枠卒業医師からは研修医の時とは異なり、自分でカルテに記入することの責任を感じているというお話を聞きました。

岡山市、倉敷市からのアクセスも非常に良いので、忙しい時やウイークデイは病院の宿舎を利用し、週末を岡山、倉敷で過ごすような働き方をされている医師も多いそうです。

村上院長は地域枠卒業医師には地域医療の楽しみ方を見つけて、長く地域医療に携わってほしいとはおっしゃられていました。 

(ホームページ:yakagehp.jp