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病院・診療所・自治体訪問(2021年)

地域の医療や救急の状況、病院の取組等を把握するために県内の医療機関を訪問し、現状と今後の方針・地域における役割や地域枠卒業医師・研修医の受入体制等について意見交換をしています。

自治体への訪問では医療・介護などの現状について、お聞きしています。また、地域枠制度について、現状や今後の見通しを説明させていただくなどして、意見交換を行なっています。

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2021年 2月 22日(月)

鏡野町国民健康保険病院
(岡山県苫田郡鏡野町寺元365番地)

2020年4月から地域枠卒業医師が勤務することになりました。新型コロナウィルスの感染状況を受けて、今回はWEB訪問という形で、地域枠卒業医師の働き方とバックアップ体制、病院の現状や地域での役割などについて寒竹一郎院長、加藤伸尚主幹からお話を伺いました。

地域枠卒業医師には、3月末で離職する医師2名の分を補っていただきたい、外来診療や訪問診療、診療所での勤務、当直をはじめ、コロナワクチンの予防接種などもお願いすることになるだろうとのことでした。

鏡野病院は、外来6:入院4くらいの割合で外来患者が多いそうです。重症者の救急搬送は津山中央病院にお願いすることが多いものの、年間300〜400台は受け入れています。

現在は常勤医師9名、非常勤医師4名で医師の数は十分ではないが、人口減少で受診者が減っていることもあり、何とか回っているが、看護師不足は否めないとのことでした。

西日本豪雨や新型コロナウィルス感染症の流行を受けて、病院を感染症の流行に耐えられるスペックにしたい、地域医療は災害医療抜きには考えられないと実感しているというお話もされました。

これまでは自治医科大学卒業医師ばかりで、地域枠卒業医師の受入は初めてではあるが、色々なチャンネルがあった方が人のネットワークが拡がり、院内の刺激にもなると考えていると期待されている様子でした。

​(画像はイメージ画像です。)

(ホームページ:kagamino.lg.jp

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2021年 2月 22日(月)

井原市立井原市民病院
(岡山県井原市井原町1186)

2020年4月から地域枠卒業医師が勤務することになりました。新型コロナウィルスの感染状況を受けて、今回はWEB訪問という形で、地域枠卒業医師の働き方とバックアップ体制、病院の現状や地域での役割などについて合地明院長をはじめとする皆さんからお話を伺いました。

地域枠卒業医師には、内科の診療を内視鏡関係も含めてお願いするとのことでした。院外での研修や他の研修医共に研鑽することや看護師、岡山大学からの実習生への指導、アドバイスなども期待してるそうです。

後期高齢者40%という井原地区において、他では診られない診療科も複数あるが、外科系の医師が2名しかいないので、対応が困難な患者については立地的に福山市民病院に搬送しています。(救急車では福山市民病院15分、倉敷中央病院30分だそうです。)

女性医師が活躍できるよう、フレキシブルな働き方や保育園や復帰支援の準備をしているというお話を聞きました。地域枠卒業医師・学生の4割近くが女性であることから、とても心強く感じました。

看護師については、二交代制が幸いしてか勤務希望者が増えたそうです。医師については、常勤医師の高齢化が進んでおり、非常勤医師のおかげで何とか回している状態、若い医師が入職してれるのは非常にありがたい、勤務が続くことを期待すると話されていました。

​(画像はイメージ画像です。)

(ホームページ:ibarahp.jp

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