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​2012年 地域枠学生・自治医科大学生合同セミナー in 湯原

 

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将来、岡山の地で一緒に働くこととなる岡山大学及び広島大学の地域枠学生と自治医科大学生を対象に、「地域枠学生・自治医科大学生合同セミナーin湯原」を開催しました。

 【1日目:湯原温泉の見学】

真庭市の湯原温泉病院を訪問し、自治医科大学出身の岡副院長から、真庭圏域における地域医療の現況についてレクチャーを受け、「学生のうちに大いに見聞を広げ、将来の自分や社会のことをしっかりと考え、戦略的に行動してください」とアドバイスをいただきました。その後、野村院長や自治医科大学出身で義務年限8年目の後藤医師に、湯原温泉病院の広々とした施設を案内していただきました。

 

【1日目:地域医療関係者による講話(湯原国際観光ホテル)】

本日の宿泊場所となる湯原国際観光ホテルに移動し、真庭市の井手市長、真庭市医師会の本山会長、金田病院の金田理事長それぞれから、ご講演をいただきました。 真庭市の交通の便の良さやバイオマスタウン真庭としての産業振興の取組、優れた観光資源、充実した子育て支援策、行政と医師会、医療機関の結束の強さなどのお話を伺いました。 また、金田病院のホスピタルコンシェルジュの取組をご紹介いただき、「医療の顧客は住民全員であり、おもてなしの心で医療を受けない住民にも理解していただく必要がある」「医師の存在意義は医療行為を通じて社会貢献することにあり、セルフコントロールをどうするかに尽きる」「クレームがあって詫びるのは当たり前で、失敗して学べたことに感謝することが大事」「楽しくたくましく」とアドバイスをいただきました。

 

【2日目:ワークショップ(湯原国際観光ホテル)】

セミナー2日目は、6つのグループに分かれてワークショップを行いました。

 

課題①

「こんなときどうする~お爺さんをお婆さんが介護しているケース」

・ヘルパーが、37.3℃の熱と床ずれのできかけがあることに気付いた場合

・医師が往診した際、家が臭く汚く感じ、屋根が落ちかけていることに気付いた場合

課題②

「それぞれの現状を踏まえて理想の『これから』を考える」

 今回のセミナーは、学生からの要望を受け、岡山県で初開催したものですが、大学や学年を越えた学生同士の交流が図られるとともに、地域のキーパーソンから、直接、地域の実情を伝えられることで、地域医療への理解をより深めることができました。

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