岡山県地域医療支援センター
Center for medical cooperation, human resources placement and career promotion of Okayama Prefecture
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2015年 地域枠学生・自治医科大学生合同セミナー in 玉島
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2015年8月22日(土)~23日(日)、倉敷市玉島を会場として、「2015年地域枠学生・自治医科大学生合同セミナー in 玉島」を開催しました。
このセミナーは、将来、県内で一緒に働くことになる地域枠学生・自治医科大学生を中心に、『共に学び、交流を深める』ことを目的とするもので、今回は44名の学生が参加しました。
【1日目(奇数学年):矢掛町国民健康保険病院の見学、矢掛町の食育体験、矢掛町長座談会】
矢掛町国民健康保険病院の見学と村上正和院長のお話を聞き、食育体験としてお菓子作りをしました。その後、山野通彦矢掛町長のと座談会を行いました。
【1日目(偶数学年):AHA-BLSコース】
岡山医療センターで、心臓病センター榊原病院の津島義正医師によるAHA-BLSの限定コースを受講しました。
【2日目:玉島医師会長・地域枠卒業医師・倉敷市長講話】
玉島医師会の守屋直人会長・守屋修医師より『在宅でのターミナルケアへの取組』として、実際に在宅で看取られるまでのいくつかの事例をお聞きすることができました。
地域枠1期生の梶谷聡医師からは、研修の様子や遭遇した興味深い症例の話をいただくと共に、こうした場で得られたつながりを大事にしよう、というメッセージが送られました。また、倉敷市長伊東香織氏からは、『将来の担い手への期待』を感じられる講和を頂きました。
【2日目:ワークショップ「思考実験を通して医療を考える」】
ワークショップでは、『思考実験を通して医療を考える』をテーマにグループで討論しました。
2日間を通して学生からは、次のように地域医療への意欲やセミナーの効果や成長が感じられる声が聞かれました。
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「伊東市長から『皆さんに期待し、息子や孫のように温かく迎える』というお言葉に、不安が和らぎました。
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興味を抱いていた『在宅での看取り』についてもっと知りたい、勉強したいと思いました。」
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去年仲良くなった人と再会したり、新たに打ち解けた人もいて、繋がりをつくる・交流するという面で貴重なセミナーでした。」
今回のセミナーの開催に当たってお世話になった矢掛町・倉敷市玉島の皆様、本当にありがとうございました。
矢掛町国民健康保険病院で院長のお話を聞き、見学をしました。
地域のみんなさんに教えていただきながら、調理実習を行いました。
玉島の守屋おさむクリニックで取り組まれている在宅ターミナルケアの実例を紹介していただきました。
岡山医療センターで、心臓病センター榊原病院の津島義正医師にご指導いただきました。
学生たちの今後の活躍に向けてのエールをいただきました。
「思考実験を通して医療を考える」をテーマに話し合いました。