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​2019年 地域枠学生・自治医科大学生合同セミナー in 和気

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将来、岡山の地で共に地域医療を支えることになる岡山大学(地域枠)及び広島大学(ふるさと枠)と自治医科大学生、県内自治体の奨学金制度を利用する医学生、そして、岡山大学医学部の他県枠学生を対象に、「地域枠学生・自治医科大学生合同セミナーin和気」を開催しました。

 【1日目(奇数学年):赤磐医師会病院・佐伯北診療所の見学、和気町の取組体験】

地域の医療現場である赤磐医師会病院と佐伯北診療所を見学しました。 赤磐医師会病院の佐藤院長からは病院の 概要を、 4 月から当病院で地域勤務を開始した地域枠卒業医師の尾下先生からは、 積極的に整形外科の手術などを経 験している様子などを伺いました。 また、 佐伯北診療所の牧野所長からは、 耳鼻科医としての専門性を生かしながら、 地域の実情に合わせて、 新しいことにも積極的に取り組まれていることをお聞きし、 その様子に、 学生たちは将来の自分 の姿を重ねていました。

午後からは、 和気町の保健医療等の実情をお聞きしたり、 住民の健康のための取組「よっこ らどっこい体操」を体験したりしました。

 【1日目(偶数学年):メディカルラリー】

岡山大学鹿田キャンパス融合棟でメディカルラリーを行いました。 大腸がんイレウスで救急搬送された患者への対応 など、 実際に地域医療の現場で起こり得る 8 つのシチュエーション(写真①~⑧)を通して、 現場で求められる知識 に触れ、 目指すべき方向性を実感することが出来ました。 【1 日目 全学年】 夕方からは、 全員が「和気鵜飼谷温泉」に集合し、 和気町の民生福祉部長より、 地域の医療 ・ 保健福祉についてお 話を伺いました。 懇親会(夕食)には和気医師会長の萩原先生をはじめとする地域の先生方がお越しになり、 学生た ちが地域医療を担う力となるようにと温かい言葉をいただきました。

 【2日目:講義・ワークショップ「災害医療」】

今年は、 昨年の豪雨災害をきっかけに、 災害をより身近なものとして考えていくことになりました。 まず、 岡山大学 大学院災害医療マネジメント学講座の中尾博之教授より災害医療について講義をしていただきました。 災害時の医師 の役割、 そこでマネージメントを成功させる秘訣などをお聞きしました。 その後、 5 年生が企画した災害医療に関する ワークショップを行いました。 ゲームなども交えて親睦を深めつつ、災害医療と地域医療の似ている点などにも気づき、 これらに関わっていくことのモチベーションを上げる貴重な体験になりました。 参加した学生からは、「学びの多い 2 日間だった。 学生同士、 また、 先生方との交流もできて良かった。」との感想 をいただきました。

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