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​2017年 地域枠学生・自治医科大学生合同セミナー in 湯原

 

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2017年8月19日(土)~20日(日)、真庭市湯原を会場として、「2017年地域枠学生・自治医科大学生合同セミナー in 湯原」を開催しました。


このセミナーは、将来、県内で一緒に働くことになる地域枠学生・自治医科大学生を中心に、『共に学び、交流を深める』ことを目的とするもので、今回は57名の学生が参加しました。


 【1日目(奇数学年):金田病院の見学、真庭市の健康づくり体験】 

真庭市西原にある金田病院で金田道弘理事長より「シン・時代の病院経営 ~(副題)シン・ゴジラに学ぶ~」と題して、日本を取り巻く医療の現状や真庭地域の医療の現状、様々な問題に挑戦し工夫されている病院経営のお話を映画シン・ゴジラのストーリをたとえに、わかり易くお話しをしていただきました。

また、今年の4月から金田病院に勤務している地域枠1期生の山本高史先生が、現在の勤務状況や働き出して思ったことをアドバイスも含め、お話しをしてくださいました。 

午後からは場所を蒜山高原に移して、真庭市が「自転車を活用した健康づくり推進事業」として行っているサイクリング(15kmコース)を楽しみました。爽快に蒜山高原を走り抜け、心身ともにリフレッシュしました。

【1日目(偶数学年):ICLSコース受講】

偶数学年は、岡山大学鹿田キャンパス融合棟で岡山済生会病院 救急科 主任医長 野崎 哲先生によるICLSコース(非正規)を受講しました。

【2日目:真庭市長・地域枠卒業医師講話

大田昇真庭市長より真庭市が直面している「人口減少、高齢化に伴う諸問題」について真庭市が行っている対策などをお聞きました。学生からは「中山間地域で勤務することになるのですが、今後農村医療は必要とされますか」という未来を見据えた質問がありました。

また、今年4月から高梁中央病院に勤務している地域枠1期生の木浦賢彦先生も駆けつけてくださり、現在の勤務状況や働き出して思ったこと等を、アドバイスも含めてお話ししてくださいました。

【2日目:ワークショップ「模擬医療面接・模擬退院カンファレンス」

ワークショップでは、岡山大学5年生の今村竜太さん、広島大学5年生の荒木晴さん、楢原隆之介さん、自治医科大学5年生の井上智博さん主導で、「模擬医療面接」と「模擬退院カンファレンス」を、8つの班に分かれて挑戦しました。
 下級生は初めての体験で戸惑いもありましたが、「新鮮でためになった。」「病院実習ではあのようにするのかと、勉強になった」という意見がたくさんありました。

この2日間の活動を通して、学生からは次のような感想が聞かれました。

  • 「真庭市や県北についてよくわかった。実際の医療を感じることができた。」

  • 「地域枠1期生の先輩の話が聞けて良かった。参考になった。」

  • 「他大学、他学年の方とこんなにたくさん交流できる機会はないのでとても有難い。」


ワークショップを担当した5年生からは「4年生には来年のワークショップ企画、しっかり頑張ってほしいです。」という後輩へのエールもありました。

地域医療への意欲やセミナーの効果が感じられる声が聞かれ、学生の成長を頼もしく感じました。

今回のセミナーの開催に当たってお世話になった真庭市の皆様、本当にありがとうございました。

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