岡山県地域医療支援センター
Center for medical cooperation, human resources placement and career promotion of Okayama Prefecture
Tel: 086-226-7381
メールでのお問合せはこちらから
2016年 地域枠学生・自治医科大学生合同セミナー in 美作
2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年
2016年8年8月20日(土)~21日(日)、美作市湯郷を会場として、「2016年地域枠学生・自治医科大学生合同セミナー in 美作」を開催しました。
このセミナーは、将来、県内で一緒に働くことになる地域枠学生・自治医科大学生を中心に、『共に学び、交流を深める』ことを目的とするもので、今回は50名の学生が参加しました。
【1日目(奇数学年):奈義ファミリークリニックの見学、奈義町の取組体験、奈義町長座談会】
勝田郡奈義町にある奈義ファミリークリニック 松下明所長より「奈義町での家庭医療の実践と総合診療専門医制度について」というお話を聞き、クリニックの施設も見せていただきました。
午後からは地域サロン活動として活動されている「高円なごみ会」の健康教室に参加し、地域の参加者と和やかなひと時を過ごしました。
その後、笠木義孝奈義町長と座談会を行い、奈義町のご厚意で「奈義町現代美術館」を観覧させていただきました。
【1日目(偶数学年):AHA-BLSコース】
偶数学年は、地域医療人育成センターおかやま(MUSCATCUBE)で、心臓病センター榊原病院の津島義正医師によるAHA-BLSの限定コースを受講しました。
【2日目:美作市長・地域枠卒業医師講話】
萩原誠司美作市長より、美作市の現状やこれからの医療に関わる政策についてお話を伺いました。
続いて、地域枠1期生で岡山医療センターにて初期臨床研修中の山本高史医師より、初期臨床病院を選んだ理由や初期臨床前に感じていた不安やそれを解決できた経験など身近なお話を聞きました。
【2日目:ワークショップ「地域医療を考える」】
ワークショップでは、広島大学5年生の田邉綾さん主導で、チームで作業する能力を活性化する
ミニゲーム『マシュマロチャレンジ』を行った後、ケーススタディーで『地域医療を考える』をテーマに討論し合いました。
2日間を通して学生からは、次のような地域医療への意欲やセミナーの効果や成長が感じられる声が聞かれました。
-
「地域医療で求められる医師の在り方が大変参考になりました。」
-
「家庭医療に対する具体的なイメージが持てました。」
-
「グループワークを通じて、いろいろと勉強できました。」
-
「他の大学の人や、他学年の方と意見交換ができて、とても有意義な時間を過ごせました。」等
今回のセミナーの開催に当たってお世話になった奈義町・美作市の皆様、本当にありがとうございました。
奈義ファミリークリニックの松下明所長より、家庭医を育てるための研修プログラムを紹介していただきました。
公民館で「高円なごみ会」の皆さんと一緒に健康体操をしました。
笠木義孝奈義町長をはじめとする皆さんと座談会を行いました。奈義町民の健康のための取組について、お話を聞きました。
那岐山をバックに佇む不思議な美術館を巡りました。
萩原誠司美作市長より、美作市の現状や今後の医療に関わる政策についてお聞きしました。
岡山医療センター山本高史医師(地域枠1期生)より、臨床研修病院を選んだ理由や研修開始前に感じていた不安やそれを解決できた経験など身近な話を聞かせていただきました。
マシュマロとパスタを使って、自立可能なタワーづくりにチャレンジしました。
テーマ「地域医療を考える」について、グループで話し合いました。